9月14日に小浜市の放生祭にいってきました。
小浜市はとても色々な歴史の深いところで、是非ゆっくり観光したいと常々思っていますが、なかなか実現できていません。
お祭りとあって、お神輿やハッピを着た方が沢山いらして、特に目についたのは男性の着物姿。
城下町だったので町屋風情に着物を眺めていると、日本っていいなあとつくづく。
ふらっと立ち寄った、町屋ギャラリー 栖水館さんで昔につくられた若狭塗の漆器に出会いました。
ギャラリーのオーナーは現在は東京にお住まいで、暖かくなるとこの実家に戻ってきて絵を描いて過ごされるそうです。
実家にあるお宝も、このままだと勿体ないので多くの方に見てもらいましょうということでギャラリーとして家と品物をオープンにされたとのこと。
オーナーさんの目に写った、故郷小浜の風景やお祭りの様子等、沢山の絵も飾られています。
若狭塗の漆器はどれくらい前のものか等、詳しくお話は聞けなかったのですが、この重箱は螺鈿の柄がうずらの卵で出来ていてとても珍しいものだとお聞きしました。貝や卵の殻はよく使われているようですが、うずら卵は確かにあまり聞きません。 お箸も歴史を感じますね。
屏風は与謝蕪村のかかれたものだそうです。
ひょっこり掘り出し物に出会えて、大満足。
またゆっくり来たいなと思いました。
焼き鯖が買えなかった… 心残り。