1月が過ぎるのは瞬く間ですね。早々と2月になりました。
『一月往(い)ぬる二月逃(に)げる三月去(さ)る』 の言葉遊びはほんとうに上手に表現していると、いつもながらつくづく思います。
そんな1月も終わり、寒さの合間の晴れた日に、大阪山崎にある水無瀬神宮の「離宮の水」をいただきに行ってきました。
ほぼ京都と大阪の境目にあたる場所で、近くにはサントリー山崎蒸留所もあり、大阪で名水百選に選ばれているのはこの「離宮の水」だけだそうです。「離宮の水」保存会も設立されきちんと管理されているようなので、安心していただくことのできるお水です。
飲食店の関係の方も汲みにこられているようなので、おいしいお水なんでしょうね。
朝から途切れることなく、お水を汲みくる人たちに紛れて並び、小さなタンクひとつとペットボトル一本を汲ませていただきました。離宮の水は軟水なんでしょうか。柔らかくて口当たりとてもよいので、大変のみやすくて美味しいお水です。
その場でいただきながら、境内をうろうろ。写真は手水舎ですが、とても風情のある柄杓が印象的でした。
水無瀬神宮は後鳥羽天皇ゆかりの神宮で、数多くの重要文化財が収められているそうですがほとんど非公開とのこと。そういえば、随分昔に一度、お茶会で訪れたことを思い出しました。
閑静な住宅街にある場所ですが境内にはいれば厳かな雰囲気で、あまり寒くないのに程よく空気は冷たく清清しい心地のいいひと時をすごしてきました。
今年はもう少しこんな風にすごす機会を増やしたいですね。
さてさて、いただいたお水で目下の楽しみは、もちろん美味しい珈琲をいただくことなのです♪
http://oyamazaki.info/archives/423