「まごわやさしい」のお食事

 

5月の半ばの風がとても心地よい日に、友達と二人で、知人が主催する体にやさしい食堂にご飯をいただきに行ってきました。

一年に数回ほどしか開催されないので、とても貴重な機会。この貴重な食堂のテーマは「まごわやさしい」です。

 

「まごわやさしい」よく耳にしますが、これは、昔から日本人が基本とする食のスタイルは優れた栄養バランスで大変健康的で体にいいことから、覚えやすいように食材の頭文字を並べて言い表したものです。

 

【まごわやさしい】

ま : 豆腐、大豆、納豆等 高たんぱく質、ビタミン、食物繊維が豊富

ご : ごま たんぱく質、食物繊維、カルシウム、ミネラル等栄養豊富

わ : わかめ等、海藻類 たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富

や : 野菜 ビタミン、ミネラルが豊富

さ : 魚 たんぱく質や鉄分が豊富

し : しいたけ等きのこ類 ビタミンや食物繊維が豊富

い : いも類 炭水化物、糖質やビタミンC、食物繊維が豊富

 

「まごわやさしい」で考えて作ってくださった次々と出される美味しいお食事に舌鼓をうちながら、自分の食生活を思い返していたのですが、意外にも食べれていないものが沢山…。野菜や魚の多い食生活をしているので大丈夫と決め込んでいましたが、なかなかそうでもないのですね。

それに食べないほうがいいものを「食べない」ことより、必要なものを「食べる」ということの方が結構大変だったりするのかもしれません。

 

今は、様々な食事のあり方が提唱されています。考え方のマッチやご自身との相性もあると思いますので、何がよいかということも様々だと思います。自分の体をつくる、自分の生活をつくる、これからの自分の未来を作っていくもの=「食事」と考えると、「食事」は生きていくことに切っても切り離せないとても大切なものです。…とはいえ、わかっていても、楽しいお酒、かりかりさくさくの揚げ物や甘いスイーツ等、あちこちからの誘惑にはやっぱり弱いものです。でも、これから先のことを考えて、食事のスタイルにも意識を向けていけるといいですね。

 

私もどう気をつけようか考えていた矢先なので、ぜひ「まごわやさしい」を意識しながら和食生活を心がけるようにしていきたいと思います。

 

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