夜の空のような、宇宙のようなガラスのハート。
これは、着物が大好きでガラスが大好きな友達のプレゼントに選んだガラスの帯留です。
赤、青、紫の不思議な色に、ちりばめられた金粉がまるで銀河やお月様のようで、ずっと見ていても飽きることのない色あわせのガラス。
友達のイメージにぴったりでした。
その友達とは、仲良くなったころから、いつか着物をきて一緒にお出かけしたいねと話をしつつ、十何年あまり。
まだ実現できずに、今も会うたびにそんな話をしています。
店主は、小さいころからなんとなく「帯留は大人がつけるもの」というイメージがあり、自身がつけると考えたこともありませんでした。
着物の存在自体がエレガントなのに、そんな上品なものを飾るためにある帯留は、大人でないと似合わないと思っていたのだと思います。
気が付けば、帯留めをつけれることのできる十分な「大人」になっておりました。
ただ、年齢的には十分ではあるものの、帯留をするにはまだまだ気後ればかり…と思っていたところ出会った、この帯留。
こんな帯留なら、気持ちもらくに楽しく着けれそうです。
もちろん、友達がこの帯留をきれいと喜んでくれたのは言うまでもありません。
店主にも気に入る帯留に出会うことを願いつつ、近い将来、友達とお互い大好きな帯留めを着けて、一緒に着物でお出かけができるといいなと思っております。